キャスト
上原宗司(金城裕人 役)
1997年沖縄県糸満市生まれの小学6年生。オーディションでは自然体の演技で主演を獲得。求められた都会に住む主人公の雰囲気も兼ね備えていた。
儀間盛真(大城琉也 役)
1998年沖縄県沖縄市生まれ。ダンスが大好きな小学6年生。ウーマク(腕白)で役柄に合っている、と抜擢。演技に対しても意欲的で、台詞や演技の提案を自ら意見をした。
平良進(東江茂 役)
20代から演劇活動に入り、数々の舞台で芝居をしながら、演出も手がける。一方で、高嶺剛監督作品をはじめ、沖縄を舞台とした映画に多数出演。'99年に沖縄県指定無形文化財琉球歌劇保持者の認定を受けた。主な映画出演作に「ウンタマギルー」('89年)、「うみ・そら・さんごのいいつたえ」('91年)、「ナビィの恋」('99年)、「豚の報い」('99年)、「真夏の夜の夢」('09年)、 ほか多数。
吉田妙子(東江ヨシ子 役)
1950年、劇団「あさひ座」で初舞台をふみ、数々の劇団や舞台を経験。'84年、新ジャンルの一人芝居「道」、「嘉間良心中」に出演。'90年、沖縄芝居「演」を旗揚げ、一人芝居「道」などを演じる。沖縄県指定無形文化財。琉球芸能歌劇保持者。
主な映画出演作に「ナビィの恋」('99年)、「豚の報い」('99年)、「琉球カウボーイ、よろしくゴザイマス。」('07年)、「南の島のフリムン」('09年)。
城間やよい(金城裕子 役)
喜舎場泉と組む沖縄県唯一の女性漫才コンビ。1988年大学在学中にコンビを結成し、卒業と同時にプロの漫才コンビとして活動開始。'01年、芸能生活12年目を記念した自主公演は、宮本亜本氏をはじめ多彩なゲストを迎え大盛況に。
現在、テレビ、ラジオ、舞台、イベントなどで幅広く活動中。
津波信一(儀間信二 役)
19歳で笑築過激団に入団。25歳の時、地元佐敷町(現在は南城市)で町民劇団「賞味期限」を結成。また笑築在団中よりテレビ、映画、舞台に出演。2005年、三宅裕司率いる「劇団SET」との夢の合同劇『ニライカナイ錬金王伝説』を、指導者・出演者として手がけ、成功を収める。'06年、演劇集団「TEAM SPOT JUMBLE」を旗揚げ、現在主宰。
山城智二(バスの運転手 役)
1971年沖縄県那覇市生まれ。沖縄を拠点とする芸人、ローカルタレント。沖縄お笑い団体・演芸集団「FECオフィス」社長。主な舞台出演作に「基地を笑え!お笑い米軍基地」「演芸集団FEC旗揚げ記念公演」(毎年9~10月に開催)。主な映画出演作に「カメジローの青春」「アコークロー」。
仲座健太(東江裕志 役)
1976年沖縄県南風原町生まれ。沖縄を代表するお笑いコンビ「ハンサム」の一人。琉神マブヤーの初代ハブデービルや子育てコラムの執筆など多方面で活躍。主な舞台出演作に「基地を笑え!お笑い米軍基地」(沖縄・東京公演)「FEC定期公演お笑い劇場」「M-1グランプリ」(東京)ほか。またテレビ、ラジオ、イベントへの参加も多数。
金城博之(良太 役)
1972年沖縄県那覇市生まれ。天然としっかりものの既婚者漫才コンビ「ハンサム」の一人。TV、CM、ラジオ、執筆、舞台、イベントなどで幅広く活躍している。主な舞台出演作に「基地を笑え!お笑い米軍基地2」「演芸集団FEC旗揚げ記念公演」(年1回)「~FECネタ見せライブ~Fライブ!」「M-1グランプリ」(東京)ほか。
スタッフ
プロデューサー:井手裕一
SUGAR TRAIN INC.代表。2007年、沖縄から世界に向けて発信するエンターテイメント映画『琉球カウボーイ、よろしくゴザイマス』を製作。また、県内外でTVコマーシャルの企画制作演出を手がけるビジュアルプラン・プロデュースを行なう。
協力プロデューサー・監督補・脚本:月夜見 倭建
沖縄を拠点に世界を放浪する“つきよみたける”。これまでに数えきれない功績を立ててきた映画の侍(サムライ)は、沖縄で隠居生活を決め込んでいた。が、今回、過去を脱ぎ捨て、映画製作黎明期と言われる沖縄に、新しい映画の神話を創るべく立ち上がる。その名は日本神話に由来しているという。「やぎの冒険」では企画から脚本、撮影現場、編集、音楽、あるいは契約、宣伝計画にいたるまでその知識と経験で完成へと導いて行った。今後も沖縄映画を牽引していくことだろう。
脚本:山田優樹
1966年沖縄県沖縄市出身。主な作品に「オキナワノコワイハナシ」。沖縄の子どもで知らない子はいない「琉神マブヤー」「琉神マブヤー外伝 SO!ウチナー」(琉球放送のTVドラマ)の企画制作・原案・脚本を手がけている。
脚本:岸本司
1968年、ヤンバル生まれ。東京映像芸術学院在学中に沖縄県産品映画「パイナップル・ツアーズ」('92年)の助監督に就く。その後、インディーズ映画をコンスタントに制作。'06年、劇場映画「アコークロー」で脚本、監督を担当。'09年、川端康成原作「掌の小説」のオムニバス映画で「笑わぬ男」の脚本と監督を担当。
撮影:新田昭仁
1984年、株式会社読売映画社と技術部契約。'88年、株式会社沖縄映像センター入社。'95年、同社退職後フリーに。'96年、有限会社サット設立。沖縄を代表するカメラマン。CM、TVプログラム、Music Clip、VP、Web、映画など、県内外の多くの映像制作に参加している。撮影した短編映画に、琉球カウボーイフィルムス「マサーおじいの傘」(大城直也監督)「シーミー」(當間早志監督)など。
照明:新城匡喜
株式会社アンドフィルムスタジオ沖縄営業所所属。県内の多くの映像、CM製作に参加。代表的な作品に、オリオンビール、docomo、au、沖縄電力、沖縄銀行、琉球銀行など。
録音:横澤匡広
1976年大阪府出身。日本映画学校録音科卒業後、アオイスタジオ(株)音響技術課入社。映画、CM、アニメなどのアシスタント業務を担当。'00年フリーに転向。映画ではチーフ助手として、「花は散れども」「クローズドノート」「20世紀少年」などに参加。近作では「BECK」(9月公開)「ハナミズキ」(9月公開)を担当。
衣装・メイク:むらた ゆみ
Color's代表。京都出身。大阪モード学園卒業後、大阪でスタイリスト、ヘアーメイクの修行、フリーのスタイリストとして活躍。2006年1月hair make&stylist・model casting office(Color's)設立。ヘアーメイク、スタイリスト、キャスティング、モデル育成を行う。県内外にてTV-CM、ファッション雑誌、映画 等のHM&STキャスティングとして幅広く活動中。「南の島のフリムン」ST担当。「アコークロー」のHM&ST、特殊メイク担当。
音楽監督:ASIAN GHOST MOVIES
突如沖縄に現れた映画音楽専門ユニット。年齢:未公表、性別:未公表、構成:未公表とされている、名前の通り“GHOST”。様々な音源を駆使し、音楽法則から離れ、ひたすら劇伴としての精度だけを追求する。「やぎの冒険」では急遽起用になったにも関わらず、予想以上の完成度に井手プロデューサー始めスタッフも驚嘆したという。
助監督:牧野裕二
1979年沖縄出身 株式会社シュガートレイン所属。主な参加作品に「南の島のフリムン」監督助手「てぃだかんかん」沖縄キャスティング担当、「やぎの冒険」助監督、「R246 STORY」メイキング&編集補助、ショートフィルム「ロードトゥー・アウェイゲーム」制作担当、ショートフィルム「サプライズブラザーズ」制作担当。
制作担当:上里忠司
県内ロケコーディネート会社にてコーディネーター業務を行いつつ、映画、ドラマの制作を引き受ける。主な作品は「青い魚(1996)」「孔雀:AWAY WITH WORDS(1998)」香港映画「恋戦沖縄(2000)」沖縄テレビ連続ドラマ「恋のうた(2002)」「ヴィタール:Vital(2003)」「南の島のフリムン(2008)」NHK「わたしが子供だったころ:いっこく堂編(2009)」他。今回の映画「やぎの冒険」では“やぎのお父さん”として活躍(笑)
編集:森田祥悟
沖縄を代表するエディター&CGクリエーター。映画、TV、CM、PVなど仕事は多岐に渡り、番組キャラクターデザイン、タイトルロゴデザイン、番組の特殊効果映像(オリジナルワイプ、背景CG、CM入り前のID(CG)、オープニングコンテ作成、BGM選曲、ノンリニア編集(sony Xpri)まで行う。